耐熱タグとは
金属対応タグのなかで、特別に耐熱設計をした製品を一般に「耐熱タグ」と呼びます。外装に特殊な素材を使用して耐熱性を高め、塗装工程にも投入が可能です。外装素材にスーパーエンジニアリング・プラスチックを使用したタグは特に耐熱性に優れており、300℃の環境で72時間の試験にパスしています。
RFIDタグに内蔵されるほとんどのチップの耐熱温度(保存温度)は85°Cに設計されています。この温度は、金属対応タグが応用される塗装工程や金型の管理、鉄鋼の生産工程、などでは十分とはいえず、最低でも150°ないし250°C程度までの耐熱温度が求められます。また医療分野の滅菌処理(オート・クレイブ)においては熱に加え圧力への対応も要求されます。
Xerafy社製品は特殊用途品を除き金属対象物に対するタグの固定方法に応じ各二種類の用途品を提供します。
外装色黒のONタイプは金属表面に対しての固定、そして外装色白のINタイプは金属面に成形した窪みに埋め込み固定した状態で、リーダとの通信性能が最適化するよう設計してます。